前回①の続きで、少し細かくフィリピンでの入院について書いておきたいと思います。
まず入院したセントルークスメディカルセンターの個室について。「寒い」
本気でコロナ云々の前に室温のせいで体調を崩しそうでした。元々あまりきちんと入院準備をしている暇が無かったのと、日本の感覚で「必要なものは病院内で売ってるだろう」というノリで行ってしまったので、寝る時に着れる服は短パンとTシャツのみ、いくら設定温度を上げても室温は22〜23度で安定していました。
部屋そのものは広くてソファや仕事に使えるデスク、電源なども完備されているのですが、肝心のwifi はメールを受信するのも苦しいくらい頼り無く、とてもクラウドを使って作業出来るレベルでは無い。結局オンライン会議などは会社の携帯でテザリングした方がまだマシな状態でした。
またベッドは当然病院の介護用ベッドの為シングルサイズ、ブランケットはシーツに近い薄いものとペラペラの毛布のみ。身長180cmをちょっとこえる私には寒い上に窮屈この上なく。。。
食事は毎食一応完食できる程度の味と量でしたが、会社の運転手さんに仕事あがりに買って届けて貰ったお菓子や、部下が運転手に渡して届けてくれた果物が本当に有り難かった状況でした。
次回(もう入院はしたくないですが)以降必ず持参する物①厚手の長袖長ズボンの部屋着②おやつ③オフラインでできる仕事
コロナ関連独特の注意点としては、振り返ってみれば当たり前なのですが「1度緊急外来から院内に入ったら、一切病室から出れない」と考えておく必要があります。着替えなどが入ったスーツケースを病室から駐車場の車まで取りに行く事すら出来ませんので、全ての荷物を持って緊急外来に並ぶ必要があります。当然売店やコンビニが院内に有ったとしても、買い物なども出来ないと考えておくべきでしょう。
結論としては、2日間程度の入院ですら「もう勘弁してください」というレベルでした。この病院が「首都圏で1番高価で設備が整っている」と言われていることを鑑みると、もし入院に緊急性がないなら、多少コストがかかっても日本に一時帰国して入院したいと思います。
現地医療エージェントと保険のおかげで一切の支払いをする事なく退院してしまったので、1番気になる入院費用はいくらだったのか、正確な金額がわからないのですが、エージェントの現地スタッフにそれとなく聞いてみたところ「およそ80,000ペソ(18万円くらい)」との事でした。
水曜朝から金曜夕方までの2泊3日、7食、レントゲン、血液検査、心電図、PCR検査、60平米くらいの個室という条件で日本で入院するといくらなのかはわかりませんが。。。
ちなみに入院前の見積りは25〜45万ペソだったので、「無症状だったから安く済んだ方」なのかも知れませんね。。。
フィリピンで駐在員が陽性になると①
https://summer-island-wind.hatenablog.com/entry/2020/12/19/005547
フィリピンのコンドミニアムでの自宅隔離①
https://summer-island-wind.hatenablog.com/entry/2020/12/22/173328
#フィリピン #駐在員 #コロナ #陽性 #入院 #セントルークス #費用 #自宅隔離 #持ち物