南の島のブログ

東南アジア在住のおっさんの戯言

フィリピン赴任について②

2年ほど前に同じタイトルの記事をあげたのですが、それなりの期間をフィリピンで過ごしてみて、今回のウィルス騒動から得た教訓も含めて少しアップデートしたいと思います。

f:id:wanaki928:20201221163607j:image

まず前回触れなかった気候について。

「常夏のフィリピンには季節が2つしか無い、HOT season とsuper HOT season だ」と言う現地人の友人の言葉を引用するまでもなく、いつも暖かいフィリピンに来てからは、日本ではいつも冬になると悩まされた「偏頭痛を伴う肩凝り」から完全に解放されました。

建物内は寒いので上着は必要ですが、やはり日本の様に体の芯から冷える様なことはありません。

 

最近(ロックダウン以降)の治安について

前回自宅周辺は夜でも1人歩き出来ると書きましたが、最近はやはりコロナで失業者が増えている事、年末でお金が必要な事から治安が悪化している様です。近所でも、殺人などはない様ですが、ナイフ強盗や車上荒らしが発生している様です。余計な危険を避けると言う観点、またこの状況で日本人が徒歩で移動する必要があるかと言う観点から、少なくとも自家用車、出来れば運転手付きの会社の車等での移動に限定する方が賢明な気がします。

f:id:wanaki928:20201222052404j:image

 

経済的な面の更新

コロナのせいか台風のせいかはわかりませんが、野菜や果物は高騰している気がします。一方で多くの外国人が帰国したせいで、首都圏のコンドミニアムの相場は下がっている様です。マッサージや夜のお店は軒並み閉まっており、レストラン等も色々制限がある状況のため、自宅に引きこもって自炊→食材費と電気代が爆増と言うループにはまっています。私の場合は、ついつい料理にも凝ってしまうので外食している方がよっぽど安上がりでしたね。

f:id:wanaki928:20201222045954j:image

 

交通事情について

現在未だに移動の制限が残っている状況ですが、各地で色々な工事をしている事もあり結構ひどい渋滞に巻き込まれることもあります。この辺はもう慣れた、と言うか「渋滞で待ち合わせ等に遅れる」事に対して寛容になりましたね。自分で運転していると、イライラしたりもしますが、基本的には混んでいる時間帯には車を運転しないで済んでいるのでこの2年間で大きな変化は感じません。

f:id:wanaki928:20201222052144j:image

 

医療について

別の記事で書きましたが、今年後半は初めてフィリピンで病院に行って健康診断を受けたり、コロナで入院したりと医療体制に触れる機会があったのですが、移住などでフィリピンに滞在して、会社から保険やエージェントのサポートを受けられないと結構大きな問題かも知れません。2-3ヵ月に一度日本に帰ると言うようであればフィリピンで医者の世話になる状況の大半は避けられると思いますが、やはり急病や事故の可能性もありますので。フィリピンでは医療にとにかくお金がかかる上に、日常会話レベルの英語力だと医療用語は歯が立たなくて苦労します。

f:id:wanaki928:20201222051955j:image

以上、アップデートというよりは最近の記事のまとめの様になってしまいましたが、ご参考になれば幸いです。

 

前回(2年前)の記事

https://summer-island-wind.hatenablog.com/entry/2018/09/22/100629

 

#フィリピン #駐在員 #コロナの影響 #生活 #気候 #医療 #渋滞