2021年4月28日現在、海外で生たまごを食するそもそものリスクに加えて、医療崩壊気味のマニラで万一サルモネラ菌による食中毒、入院先が無い！なんて事になるリスクも追加されています。賢明な皆さまは卵かけご飯の誘惑に負けないように頑張ってくださいね。
そんな掴みでスタートした本日の記事のテーマは「温泉たまご」です。
私は卵かけご飯が大好きです。元々パンや麺だけで充分で米をあまり食べないのですが、卵かけご飯と納豆ごはんは大好きで、日本に暮らしていた頃は米を食べるなら生卵か納豆が必須でした。
食へのこだわりはあまり無く、何かに没頭していると食べるのが面倒くさい、カロリーメイトやヴィダーインゼリーで健康に生きていけるならそうしたいと思うタイプなのですが、昨年末のコロナ罹患以降どことなく体調が優れず、体重も2キロほど落ちてしまいました。さすがに元々かなり痩せすぎの方なので「米を食べないとマズイのでは無いだろうか。。。」と思い立ちました。
さて、昨今コロナの流行でハンドキャリーに依存するタイプの日本食材店は品揃えが極めて悪くなっており、価格も高騰しています。
なんの変哲もないただの納豆、45g入り3パックで170ペソ(370円)。いくらなんでも高すぎる気がする。。。
かと言って卵かけご飯はいくらなんでもリスキーすぎる。温泉たまごは安全で好きだけど、以前日本からわざわざハンドキャリーした温泉たまご機は誤って220vの電源に差し込んでしまい昇天、フィリピンで温泉たまご機なんて見たことない。
それでもなんとか簡単に美味しく米を食べるべく、温泉たまご機の代わりになりそうな道具を通販で探し、購入したのが冒頭の写真の温調保温機能付きティーポット(最近お安い中国製スマホで有名なXiaomi製)、2,850ペソ(6,000円くらい)。
わざわざ中国から取り寄せて、温泉たまごを作ってみました。
いきなり卵を投入されるティーポット(笑)。
コレが卵2個茹でるのに本当にピッタリサイズで笑えます。65度にセットして保温、携帯電話のアラームを25分後にセットしてあとは放置。
コレ最高です。日本で購入したものはフルオートで、自分好みの温泉たまごというのは難しかったのですが、1度刻みで温度設定が出来て時間も自分で決められるので、かなり良い感じです。今日の63度26分(上の写真)は黄身がまだトロトロで生卵にかなり近い素敵な出来栄えでした。
安全に卵かけご飯の気分を味わいたい皆様。オススメですよ〜。※サルモネラ菌は卵の中心まで60度15分以上加熱すれば安心だそうです。あまりギリギリを攻めるのはどうかと思いますので、自己責任で条件設定して楽しんでくださいませ。
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