南の島のブログ

東南アジア在住のおっさんの戯言

ロックダウン下のフィリピンに再入国

こんにちは。フィリピン駐在員のwanです。久しぶりの一時帰国となり、日本でやらなければならなかった事はひと通りこなしてフィリピンに戻ってきました。結局日本に滞在したのは25日間くらいで、普通に考えればこんなに長く滞在できる事も滅多にないと思うのですが、何しろうち14日間は外出禁止でしたからねぇ。

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何やかんやで忙しく過ごして、あっという間にガラガラの羽田空港から出国しました。

日本への帰国時と違って、事前にしておかなければならないのは、隔離用のホテルの10泊分の予約(私は日本に帰国する前に手配済み)と、ONE HEALTH PASSというweb登録フォームで事前登録(一部は出発当日に登録します)だけ。※登録後に表示されるQRコードは後々まで使いますので、コードの下の番号と共にきちんと画面保存しておくと便利です。ただし現在は有効なビザを持っていないと空港で搭乗させて貰えません。チェックインの時に何か1枚紙を渡されて記入し、搭乗口で回収されます(内容は忘れました)。フェイスシールドを装着して機内に入りました。

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マニラ着陸後は、OFW(海外で働くフィリピン人)とその他の人に分けられて、ONE HEALTH PASSのQRコードや隔離先のホテル(政府指定ですが、空港周りにかなりの数ある様です)の予約票、ホテルまでの移動手段を確認されます。移動手段は予約していなければ、入国後でも大丈夫な感じでしたが、ホテルの予約と同時に空港ピックアップも予約しておくとスムーズです。あとはガラガラの空港でイミグレ(ほぼいつも通り)、手荷物受取り、税関なんて人が居なかったし非常にスムーズでした。

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久しぶりのNAIAのターミナル2の外です。かつては24時間ごった返しで荷物を持って歩くのも大変だった歩道がスッカスカでした。到着後は、ホテルで到着日を1日目として、10日目の午後12時まで隔離され、11日目の朝には自宅隔離に移行できます。

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フィリピンのホテルのベッド、アパホテルの2倍くらいの大きさですね。

 隔離中のイベントは、2日目(チェックインの翌日)に航空会社と契約している検査機関(私の場合はDetoxicareという会社でした)からメールが来て、個人情報や入国日、例のQRコードなどをメールで返信する様指示が有りました。そして7日目にホテルに出張検体採取に来てくれて、9日目に検査結果がメールで届きました。その後検査結果とパスポートの写真をホテルの係員の指示に従ってBOQという政府機関にメールで送り、BOQ certificate というのを発行してもらいます。あとはチェックアウトして家に帰るだけです。別に監視などは有りませんが、フィリピンで外国人がルール違反をすると色々と面倒な事になる可能性のあるので、ちゃんと14日目の午後12時まで(夜間外出禁止なので15日目の朝まで)自宅に引きこもっていましょう。

だいぶ長くなってしまいましたが、結果的には「ビザさえあれば入国そのものは簡単」でした。

 

フィリピンから日本に帰国した時の話

https://summer-island-wind.hatenablog.com/entry/2021/08/20/154028

2022年5月の一時帰国

https://summer-island-wind.hatenablog.com/entry/2022/05/22/083229

 

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