南の島のブログ

東南アジア在住のおっさんの戯言

全体的にボロいフィリピンの中古車

さて、日本で20数台中古車を乗り継いで、フィリピンでは4台目の中古車、マツダCX-7を購入した訳なのですが、コッチの中古車は値段に対してボロいですねぇ。皆さんこんにちは、フィリピン駐在員のwanです。

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フィリピンでは、1997年式トヨタMR2→2015年式トヨタヴィオス→2006年式クライスラー300C→2010年式マツダCX-7と乗り継いできました。全て個人売買で、購入価格はどれも80万円〜100万円くらいです。為替変動や車両交換などではっきりいくらだったかは微妙ですが、日本で100万円ほど払えば


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極上の200系クラウンやついこの前まで現行だったプリウス


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若干距離が出ちゃってるけど86や20系アルファードなんかもご予算内で、おそらく壊れる心配もほとんどないでしょう。
一方フィリピンでは、この価格帯の中古車はちゃんとメンテナンスを受けているクルマの方が少ない気がします。税金や法定費用は日本よりやや安いですが、消耗品の交換や定期メンテナンスを普通にディーラーに頼むと日本よりはるかに高いです。平均的な収入が日本よりもはるかに低いフィリピンでは、ちょっと無理してクルマを買ってもメンテナンスをきちんとするのは結構な負担だと思われます。キズ凹みもみんな直さないでそのままだし。

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それなりの知識があれば街の修理屋さんで指定整備のお願いをする(○○を交換してくださいと依頼する)手もありますが、トラブルシューティングや不具合の根本原因の発見などは難しいです。結局調子が悪くなると、応急処置をされて「とりあえず動く」というコンディションで、ババ抜きの様に相場のやや下の値段で個人売買で売却されて、ボロい中古車が量産されていく感じです。

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そんなババ(ボロ中古車)を手に入れて、有り余るヒマと多少の予算を投入してチマチマと不具合を直しては悦に入ってる様な駐在員がたくさんいればマトモな中古車も多少は増えるんでしょうけど、そんな駐在員は自分以外には見た事ないですね。

来月にも「日本に戻れ」という辞令を受け取る可能性もあり、自分で運転していてぶつけられた場合に相手が「お金がないから払えない」という状況が容易に想像できるフィリピンでこれ以上高いクルマを持つ気にもなれず、かといってもうヴィオスの様な「安くて壊れないけど何も面白いところが無いクルマ」を持つ気にもなれないので、日本にいた時以上に中古車選びが難しいですね(笑)。

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今回はクライスラー300Cの買い手さんが乗っていた程よくボロいCX-7を引き取ってしまったので、しばらくコレで遊んでみようと思います。

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13年落ち走行11万キロ超ですが、日本車なのでちゃんとメンテをしてあげれば再びハッピーなクルマになると信じてみます。


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気分良く中古車に乗るなら、キーハウジングの新品交換は必須です。高いもんじゃない割に前オーナーの手垢が完全に無くなりスッキリしますので(笑)

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