フィリピンの通貨は「ペソ」、略記は「PHP」です。
2018年8月現在の日本円との両替レートはおおよそ「1 PHP = 2.1 JPY」程度だと思います。
空港で1万円を両替すると4,750ペソ渡されるイメージです。
だいたいペソ表示の値札を2倍して少し大目に端数を切り上げたら日本円に換算出来ます。
例えば「41ペソ」の缶ビールは「85円」くらい。
慣れるとわりと簡単に暗算で計算出来ますが、住んでみるとそもそも日本円に換算する意味があまりなくなっちゃいます。
フィリピンの通貨は、
お札が1000/500/200/100/50/20ペソの6種類
硬貨が10/5/1ペソの3種類と補助通貨25/10セントの合計5種類だったと思います。
旅行者は日本円に換算してその価値があるかを考えれば良いのですが、住んでみると相場と現地での物価によって、数百円の物が随分高く感じたりします。
物価の参考にいくつか例をあげてみたいと思います。
例1 最低賃金
地域によって異なりますが、フィリピンでは都心でおよそ510ペソ/日くらい。東京の最低賃金が7700円/日くらいなので、所得比で考えると7倍以上の差があります。
例2 ミネラルウォーター
だいたい500mlのペットボトルが10ペソくらい。日本だと100円として5倍くらいでしょうか。
例3 マクドナルドのセット
当然物によりますが、150ペソくらいでしょうか。日本だと350〜500円として、同じ〜1.5倍くらい。
例4 マッサージ
一般的なマッサージで1時間300ペソくらいから。日本で3000円くらいからとすると、5倍前後ですね。
例5 日本の醤油
スーパーで500mlのキッコーマンが120ペソくらい。日本だと250円としてほぼ同じ。
例6 豚かたまり肉
キロあたり250ペソくらい。日本で安いものだと100gあたり150円くらいとして、3倍前後。
例7 キャベツ中玉
60ペソくらい。日本で200円とすると2倍弱。
例8 タクシーの初乗り
40ペソ。日本で600円とすると7倍くらいでしょうか。
色々ばらつきは有りますが、所得が1/7で一般的な物価は1/3〜1/4あたりと考えるのが妥当かと思います。
だから平均的に生活が厳しいんですね。
※上記のフィリピンの値段は首都圏の私が利用しているスーパーなどの値段なので、実際にはもっと安く売っている場所もあると思います。
写真 フィリピンペソ
ビットコインについて
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