南の島のブログ

東南アジア在住のおっさんの戯言

ビットコインについて②

 何かビットコインについて書こうと思って、参考に最新のビットコインに関する記事をいくつか読んでみたところ、「相場の変化が激し過ぎて通貨としての運用は難しい」という論調のものがありました。

 確かにスマホ操作だけで完結できる国際送金とは言え、色々と入力して確認して処理が完了するまでには数分〜10分程度はかかるので、急落しているタイミングでは怖いですね。

 私が使っているアプリで言うと、

①Bit flyer に日本円を振込

②Bit flyer 日本円でビットコインを購入

③Bit flyer PayメニューからCoins.phのペソ口座を指定して送金申込

④送金の2段階認証メッセージの数字を入力

⑤Bit flyerから送金完了メール受信

⑥Coins.phから、着金連絡が来るのをヒヤヒヤしながら待つ

と言った手順になります。

 

以下の計算は、あり得ない理想状態(現金を手持ちで輸送してその日の相場で換金できた場合)を差損0として考えた場合です。

◾️理想状態

100,000円×0.4810=48,100ペソ

 

◾️差損の概算

Bit flyerの取引所購入手数料が0.12%、ビットコイン送金手数料が410円(多分)。

10万円を送金した場合、530円目減りする計算になります。

ただしビットコイン送金の場合、為替の影響がどう出るかは、円-ビットコインのレートと、ペソ-ビットコインのレートによります。

2018年9月2日22時現在だと、

1BTC=800,000円=358,551ペソ

つまり0.4482ペソ/円なので、44,582ペソくらい手元に入る計算になります。

 

他の送金方法

フィリピンに仕事で行き来し出してから、万一の事態に備えていくつかの送金手段を調べたのですが、

①ウエスタンユニオン窓口送金

②GCASH (携帯キャリアGlobeの電子マネー)

③銀行の海外送金

等がありました。

 

◾️ウエスタンユニオン

事前登録は不要ですが、誰かが窓口に行って送金書類を書いてマイナンバーカードと身分証明書を提示する必要があります。

手数料は5万円〜10万円で一律2,000円で、webサイトのシミュレーションによると受取金額は46,464ペソになる様です。

 

◾️GCASH 

事前に利用登録が必要ですが、ネットバンキングでみずほ銀行ソフトバンクペイメントの専用口座に入金後、GCASH のサイトで手続きする事で、全てスマホ操作だけで送金が出来ます。

同日のレートは0.4723で、手数料が3万円〜銀行振込の場合1,530円なので46,507ペソの受取になります。

 

◾️銀行の海外送金

私の日本でのメインバンク、三井住友銀行の場合だと、おそらくドル建てでの送金になると思われます。(実際に使った事が無いので予想ですが)

インターネットバンキングの利用は可能で、同日のレートは1USD=111.75円、為替手数料が1円/1USD、海外送金手数料が3,500円/件なので

(100,000-3500)/(111.75+1)=855.88USD

ここから受取銀行側の手数料を引かれて、さらにペソに換金する差損が発生します。

ざっと手数料を20USD、銀行レートを53.3ペソ/USDとすると、受取金額は44,552ペソくらいでしょうか。

 

上記の比較は送金金額と為替、使っている取引会社のビットコインレート等に大きく依存しますので、あくまでもシミュレーションになります。

 既に口座を持っているかどうかで手間も随分違ってくるので、色々調べてみると面白いかもしれません。他に良い方法があれば私にも教えてください。

 


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ビットコインについて①

https://summer-island-wind.hatenablog.com/entry/2018/08/28/071802

 

#フィリピン #送金 #ビットコイン #お金 #駐在員