南の島のブログ

東南アジア在住のおっさんの戯言

フィリピンの古いコンドミニアムに住むという事

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今週はフィリピンの自治体選挙と祝日が飛び石で繋がって、工場の都合で祝日をずらされた結果、珍しく5連休のフィリピン駐在員だったりします。皆さんこんにちは、フィリピン駐在員のwanです。

連休だけど別にどこかに出掛ける訳でもなく、毎度お馴染み自宅でダラダラ過ごしています。仕事に行くのに毎日50km以上移動しているので、正直休みの日は動き回りたくない(笑)

冒頭の写真は冷凍庫の在庫挽肉でハンバーグのタネを仕込んでいるもの。玉ねぎのみじん切りは生より先にバターで炒めたものを混ぜる方が好みです。

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さて表題の古いコンドミニアムの件、もし新たにマニラで部屋を探すにあたって、快適かつ無駄な手間暇を掛けたくなければ新し目の物件を探す方が無難です。

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私が住んでいるコンドミニアムは、フィリピンでも有名なデベロッパー建築施工、管理も非常に良い建物なのですが、いかんせん築25年程で古いため、水回りや電気系のトラブルが多いです。

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家具や家電は全て備え付けなので、建物が古いと更新されない限り色々なものが古いままになっていたりします。何か壊れるたびに代理人を通してオーナーに修理を依頼するのも結構面倒くさいですし。

現在の部屋は住み始めて1年半程ですが、エアコンからの水漏れが数回(そもそも建物のドレインパイプが細くて詰まりがち、設備保守の担当もドレインの出口が何処にあるのかわからない)。台所のシンク下の排水詰まり、水漏れも数回、シャワーの流量低下、電子レンジ故障、リビングのロールカーテン破損などなど。。。常にどこか壊れてる感じです。

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当然ですがここはフィリピン、「修理」の定義が日本とは異なり、「とりあえず使えるようにする事」と理解しておき修理内容をしっかり確認しないと、同じトラブルで何度も時間を使わされる事になります。

排水の管径が途中で変わってたり、配管の内側にまでコーキング剤が入り込んでたり、日本の配管業界の常識(以前6年ほど配管部材の設計開発をやっていました)からは考えられない雑な修理をされた形跡があります。建物が古いほどこういう雑な修理の痕跡が至る所にあり、トラブルの元になります。

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建物の外観や室内の見える所は手入れさえされていればそれなりに整えてある場合もありますが、エアコンの室外機周りやシンク下の配管、カビの状態などを良くチェックして部屋を選ばないと、古い建物は色々と面倒な事になりがちです。エンジニアで英語で技術的な説明がある程度出来るとしても、そもそも修理に来る子達が言われていることが理解できない有り様なので。。。

愚痴っぽくなってしまいましたが、全体としてはこの古いコンドミニアムが気に入っていたりします。もう5年以上このコンドミニアムに住んでいるのでスタッフはみんな顔を覚えてくれていますし、共有部分の清掃やメンテナンスもしっかりとしています。所構わず賑やかな中国人もほとんど住んでいないですし、

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自分の昼食がてら、余分にピザを頼んで「ハッピーハロウィン!」とか言ってスタッフにシェアしたりすると、シンプルに喜んでくれます(笑)。

そろそろ環境を変える意味でも、他のコンドミニアムに移ろうかと考えたりするのですが、結構居心地が良くて中々踏み切れないところです。

 

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