まずSIMフリー携帯を日本から持ってきて、フィリピンでプリペイドSIMを使用する場合の流れを簡単に書いてみます。
▪️プリペイドSIMを使用する際に理解しておかないと混乱するのが、「ロード」です。
窓口やプリペイドカードからSIMカードにお金を入れる事を「ロード」と言います。
データプランや音声通話は「ロード」したお金から使われていきます。
空港に到着
日本からだとマニラのニノイ・アキノ国際空港かセブのマクタン空港に到着する場合が多いと思います。どちらの場合も同じで、入国審査と荷物受け取り後に到着ロビーに出てきます。
到着ロビーに両替所と共に必ずあるのが、携帯キャリアのブース。
青っぽいのが「globe」黄緑が「smart」です。
キャリアのブース
SIMカードが欲しい旨と、用途、滞在日数を伝えて、携帯を渡すとセットアップと通信確認をしてくれます。
各社の料金プランは色々あり、変更も多いので、係員に適当に選んでもらいます。
▪️用途は「インターネット」に「ボイスコール」をつけるかどうか。現地携帯で音声通話をするケースは少ないと思いますが、あって困るもんでもありません。
感覚的には日本の携帯からローミングして日本に国際電話をかけるよりはフィリピンのSIMからかけた方が安い印象です。
▪️滞在日数1週間以内、「smart」の音声通話付きSIMを選んだ場合、その場で支払うのは、SIMカード代50〜100ペソ(100〜220円)と「ロード」のお金、1週間なら200〜300ペソ(450円〜700円くらい)をロードしておけば充分だと思います。
合計250〜400ペソ、1000円以下です。
プランは「99ペソ分のロード」で2GBのデータ通信付き、有効期間は7日間の「smart」の「GIGASURF99」を選ぶとします。
音声通話は使った分だけ課金されるので、「ロード」した分から「データプラン代99ペソ」を引いた残りが減っていきます。
携帯電話を渡して
「SIMカード アンド ロード300ペソ プリーズ」
「プリーズ セットアップ ワンウィーク インターネット アクセス プラン」
こんなもんでなんとかなります。支払いにはペソの現金が必要になりますので、先に両替しておきましょう。
写真はsmartのSIMのパッケージ
「smart」「300ペソロード」「GIGASURF99」でSIMカード代100ペソだった場合、
▪️支払い総額400ペソ(820円)
▪️使えるデータ合計2GB
▪️使える期間7日間
▪️電話に使えるロード残201ペソ
になります。
国際電話を使ったり、ネットゲーム、YouTube を使い過ぎなければ特に不便は感じないと思います。
通信事情と携帯電話①
https://summer-island-wind.hatenablog.com/entry/2018/08/25/032116
通信事情と携帯電話③
https://summer-island-wind.hatenablog.com/entry/2018/08/26/213158
通信事情と携帯電話④
https://summer-island-wind.hatenablog.com/entry/2018/08/26/225214
通信事情と携帯電話⑤
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