南の島のブログ

東南アジア在住のおっさんの戯言

日本製品を東南アジアからみてみる

ずいぶん間があいてしまいまして。。。

仕事はそれなりに忙しく、あまりフィリピンを満喫する暇も無い日々ですが、元気に新年を迎えることは出来ました。

これも適度に放任主義(お互いに)の家族の理解があってのことと感謝しております。

 

 あけましておめでとうございます。

年末は寒い日本に一時帰国しておりましたが、1/3から工場が稼働するため、年始はフィリピンに戻って過ごしました。

 一時帰国の間は諸事情により色々と忙しくしていたのですが、古い自分の持ち物を整理していたところ、高校生の頃に父に与えられた腕時計が出てきました。

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セイコーのAvenueというありふれたアナログのクォーツ時計なのですが、電池を替えれば動くのかが気になって、フィリピンに持ち帰りました。

 最近少し時計に興味を持っており、電池交換やブレスの駒調整くらいは自分で出来る道具をフィリピンの部屋に置いているので(笑)。

 

年明けの短い休暇にまず裏蓋を開けて電池の型番を確認して、フィリピンのスーパーの時計屋さんで電池を調達して交換してみました。

結果、25年前の時計が全く問題無く動きました。まだ数日ですが、日差は0.5秒程度で実用上全く問題無い印象です。

 気が向いたら程よい革バンドを付けてたまには使ってみようと思います。

 

 海外に住み始めて、「日本が世界に誇れる物」って何だろう等という、とりとめのない事を考えることがあるのですが、さして高価でもない25年前の工業製品が電池を替えれば動き出すって、結構凄いことかもしれませんね。

 

 実は父に貰った腕時計はもう一本あり、これは電池を交換しながら今でも実用しています。

 会社の勤続表彰で貰ったけど父は使わないから、という理由で新品当時から私の手元にあるセイコーの高級時計シリーズのCREDORの、シンプルなステンレスモデルです。

 使用頻度が高くないので、革バンドは未だに純正で、裏蓋の刻印を見ると1997年製でした。

これも既に22年前ですね(汗)

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次に古いのが、妻に買ってもらったシンプルなブランド時計はそろそろ15年目くらい、これも現役ですが、数年前からクローム仕上げの針の傷みが気になっています。裏蓋を見るとSwiss made とのことです。

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最近1番使用頻度が高いのが、フィリピン赴任前に自分で衝動買いしたセイコーのPULSARという逆輸入腕時計で、なにより文字盤が大きく(デイトも・笑)、近くが見えにくいおじさんには最適です。

 ちょっと大人っぽくない黄色の配色がお気に入りなのですが。。。革バンドは汗を吸うのでフィリピン向きじゃないですね。

 まだ1年くらいしか使っていないですが、日本製ムーブメントなので、長く付き合っていけると期待しています。

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最後はPULSARの不満

(1)ケースが厚くて長袖だと引っかかる

(2)24時間計が独立調整出来ず、分針が無い

(3)革バンド

を一挙解決する為に、グランドセイコーと悩みながら初めて自分でまともな値段を払って買ったクレドール パシフィークの7針クロノグラフ(廃盤品の為当然中古です・笑)。不人気なクォーツモデルなので、元値や見た目の割には安かった?かな?

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多分20年くらい前のモデルだと思いますので、そのうちオーバーホールが必要になるのでしょうね。。。

 

と言うわけで、クォーツ腕時計で世界一の日本メーカー、セイコーのお話でした。

 外に出てみると、逆に「日本」を意識してしまうのかもしれませんね。

 

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