南の島のブログ

東南アジア在住のおっさんの戯言

4/5現在のマニラの様子(コロナウィルス関連)

前回の更新から1週間くらい、マニラ首都圏が自宅勤務になって2週間くらいでしょうか。

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感染者数はおよそ3倍、亡くなった方も2.5倍くらいまで増加しています。今日は1週間ぶりにコンドミニアムの受付で外出許可証を貰って、少し食材を買い足しにスーパーマーケットに行ってきました。

スーパーの混雑は若干ひどくなった様な気がしますが、ちゃんと欲しい物はひと通り買う事が出来ました。

この2週間は自宅でパソコンと携帯だけでどれだけ仕事が回せるか?というチャレンジをしていた様な気がしますが、思ったより何とかなっています。残念なのは引越し直後のロックダウンだった為、ケーブルテレビのwifi の再設定の担当者が来ることが出来ず、全ての仕事を2台のiPhoneテザリングで賄わなければならない事でしょうか。。。かなり大容量のデータを扱う事も多く、1週間のプロモのデータ容量を1日で使い切っちゃうなんて日も結構あります。

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昼も夜もワンルームの自宅に引き篭もっていると、唯一の外界との接点は窓から見えるこの2つのストリートだけなのですが、夜はほぼ無人、昼間も稀に人や車が通る程度で基本的に外出禁止が徹底されている印象を受けます。

 現在のフィリピンは毎日数百名の新規感染者が新たに増加し、またマニラに隣接するカビテ州、ラグナ州や遠く離れたセブ島等へも感染が日々拡大している状況です。

 一方経済面でも問題が出始めており、自治体からの支援分配の遅れや、それに抗議する集会と警察のいざこざによる逮捕者の発生、日本人の間では従来夜も安全に歩く事ができた地域でのナイフ強盗など、徐々に秩序が崩れてきている状況が伝わってきます。

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かつては夜でも人通りが絶えず、賑やかだったマカティの住宅街も、今は日中ですら徒歩で行動するのは不安を感じる状況です。

日本と異なり、大統領権限で早期に移動規制や企業、商業施設の強制休業等が施行されたフィリピンが今後どうなっていくのか、また高い経済力や医療水準を備えながらも、国民に痛みを強いる決断に時間を要する日本がどうなっていくのか、気掛かりでなりません。

 私自身は幸いひとり暮らしで、経済的にも当面困窮する心配はなく、遊びで購入したオンボロ自家用車で安全に最低限必要な買い物にもいく事ができ、コンドミニアムに引き篭もって、ただ自分自身がキャリアとなってウィルスを拡散させる事だけは無いよう努めることが出来ていますが、この状態が長引く事でまた様々なフィリピン特有の懸念が浮き彫りになって来そうです。

 現在、世界中で様々な取組みや対応対策が進められいます。残念ながら私自身が出来ることは多くありませんが、周りの友人達を励ましながら感染を拡大させないように、使命感を持って引き籠り生活を続けていきたいと思います。

 

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