南の島のブログ

東南アジア在住のおっさんの戯言

フィリピンの魚料理について

最近日曜日の午後にブログを書くことが多いですね。にわか週末料理人だからかな。

フィリピンの食材事情についてはよくネタにしていますが、魚介類が今まで登場していない事にお気づきの方はいらっしゃるでしょうか?理由は一言で言うと高くて不味いからなのですが、身も蓋もないですね。

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魚介類は普通にスーパーで売っていますが、少なくとも私が行く都心の市場〜ちょっと裕福な外国人、現地人向けのスーパーマーケットでは、パックもされず冷蔵ケースでも無く、通常の売り場に氷の上に並べられている事がほとんどです。鮮度管理も何も有ったもんじゃ無い。氷に接している面は水っぽくて上の面は乾燥しているのが目に見えてわかるので、正直ちっとも食材としてグッとこないのです。

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エビや貝類は氷水に浸かっている事が多いのでまだマシな気がするのですが、遊泳禁止レベルに汚染されたマニラ湾で獲れたモノの可能性を考えるとどうもこちらも手が出ないです。

 料理する気になるのは自分でキレイな海で釣った魚か、輸入物の冷凍品(サバ3匹で千円、鮭500gで千円くらい)なのですが、コミュニティ隔離の現在、残念ながらもう半年以上釣りには行けていません。

 正直真当な日本からの生鮮食品輸入ルートを持っているちゃんとした日本料理店で食べる以上の魚介類を自宅で楽しむ方法が思い浮かばないのが現状です。

 昨夜は冷凍鮭を日本食材店で買ったキムチと鍋にして楽しんだのですが、この辺が限界な気がします。。。冷凍庫に眠っている高価な冷凍サバをどうやっつけるか、未だにアイディアが浮びません。

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頭も内臓もついたままの冷凍なので、まず解凍方法から考えなきゃいけないし(汗)。ちなみに日本食材店では高価ながらも塩やミリンで下味付きの鮭、アジ、マグロ、サバ等の切り身の冷凍品が売っている事もあるので、そっちの方がお手軽で美味しいかもしれません。

何れにしても、魚の鮮度を生で楽しむという文化は日本独特だという事を痛感します。

 釣りに行って安全新鮮な刺身を楽しみたいとつくづく思う日曜日の午後、愚痴っぽいフィリピンの魚料理事情をお届けいたしました。毎度駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました(笑)。

 近々フィリピンでの料理道具やキッチン事情について投稿したいと考えています。

 

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