南の島のブログ

東南アジア在住のおっさんの戯言

フィリピンでのカーライフ。。。警告灯を消す

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さて予告通り注文していたデバイスが届いたので、平日夜から未知のクルマ遊びスタート。皆さんこんにちは。フィリピン駐在員のwanです。

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購入したのは、Autel Autolink AL519という製品で、要は車載コンピュータが発見して記録した何らかの不具合を読み出して、原因を探したりエラーの記録を削除して警告灯を消したりできるデバイスです。日本で日本車に乗っている限り原因不明で警告灯がつくこともほとんど無く、お世話になる機会は無いと思いますが。。。

フィリピンの通販サイトでお値段は3,000ペソほど(7,500円くらい)でした。似たようなものが日本のAmazonでも売っていますね。

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まず付属のリーフレットQRコードから取説サイトにアクセスして読み始めましたが、72ページもある英文のpdfファイルで、OBDIIとはなんぞや、という説明から始まります。

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いや無理。仕事でも読みたくない。当たり前ですが、自動車のソフトウェア系のプロが英語圏の整備士向けに作った文章なので、「日常会話」「ビジネス英語」程度の語学力で全てを理解するのは無理です。大文字3文字の業界略語も多過ぎます。

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という訳でレッツトライ(笑)。クライスラー300CのOBDIIコネクタはステアリングコラムの真下とてもわかりやすい場所にあります。キャップも無かったですね。

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下から見上げて、ブレーキペダルの真上あたり、ボンネットオープナーの右側にある16ピンのメスコネクタです。概ね1999年あたり以降の車には付いているそうです。ちなみに診断機の電源もこのソケットから供給されますので、診断機を充電する必要はありませんでした。

まずキーオフの状態で診断機を接続して、キーをONまで回します(エンジンは掛けない)。

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初期メニューが出るので、とりあえず左上のOBDII/EOBDを選択して「OK」


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スキャンが始まって数十秒で、エンジン系とミッション系の選択肢が出ました。まず「Engine」を選択して「OK」


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「Read Codes」を選択して「OK」。はい出ました。「P0420」「バンク1側触媒機能が規格値を下回っています」ここまでは「キーオフ→キーオンを3回繰り返し」て、メーターパネルのディスプレイに表示させられるエラーコードをネットで調べればわかります。右上にStored 1/2と表示されており、2個目も同じエラーでした。私が購入して最初にNAIAXに乗った時と、先日スカイウェイをドライブしていた時の2回、エンジンチェックランプが点灯(1回目の後、ディーラーで解除してもらいました)したのでおそらくコレが原因でしょうね。

ここからが本機を購入した理由(笑)。


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エラー記録の削除が出来るんです。「とりあえず直ったことにしよう」という事で(笑)。少し環境には良くないかもしれませんが、触媒機能の問題であれば、エンジンを壊す心配も無さそうだし、頻度も低い、走行距離がまだ5万キロ台なので触媒本体ではなく、おそらく触媒前後のO2センサーあたりの経年劣化と考えて、経過観察という名の放置にします。

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ちゃんとエンジンチェック警告灯が消えて、再スキャンしてエラーが消えている事を確認して本日の作業は終了しました。ネジ1本外さない整備記録ですね。興味の無い方、お付き合いありがとうございました(汗)。

 

#フィリピン #駐在員 #カーライフ #クライスラー #300C #自己診断 #OBD2 #Autel #エンジンチェック #警告灯キャンセル