フィリピン人はおおらかな人が多く、あまりマナーにうるさい印象はありません。
極めて気が効くわけでもなく、店員さんが皆丁寧で親切なわけでもありません。
一方でこちらが嬉しい、ありがたいと思ったら小銭をチップとして渡すと、にっこり笑ってサンキューと喜んでくれます。素直にwin-winだと思います。
チップを渡さなかったから対応が悪くなった記憶もあまり無いですし、チップの額が小さかったから気まずい思いをした記憶もありません。
ただしホテルの客室担当や、個人経営のレストランなどではチップと給料が同じレベル(つまりチップを受け取れる業種は給料が安い)という状況が一般的?な様です。
日本人にとって50ペソは缶コーヒー1本分ですが、サービスをしてくれる彼らにとっては、1日の収入の1割に近いので、細かいところはケチケチせずに、気前よくチップを渡す方が自分も気分が良い気がします。
相場というのもあってない様なモノですが、私の場合、
タクシー:100ペソ単位で切り上げ、お釣りはチップ
(料金が150なら200)
ホテル:対応とホテルの値段により50〜100ペソ/1泊
マッサージ:気に入ったら100ペソ〜
お金がなければ渡す必要はないし、余裕があるなら少し弾んであげれば、お互い気分が良い。
感謝の気持ちを金額にするのは日本人にとってはあまり馴染みがないかも知れませんが、それも異文化交流の楽しみだと思えると、悩まなくて良いかもしれませんね。
お金の話
https://summer-island-wind.hatenablog.com/entry/2018/08/24/223921
#フィリピン #お金 #チップ #マナー